リビングや玄関などお部屋の掃除にも役立つスチームクリーナー
スチームクリーナーは、以前からケルヒャーが家庭用で販売していて、もちろん家中全体の掃除に使える便利な道具として普及しています。
ケルヒャーを代表とされるキャニスター式が基本でしたが、部屋の中を色々掃除しやすいよう、用途に特化したスチームクリーナーが2000年代後半いろんなメーカーから登場し始めました。
現在、スチームクリーナーを大別してみると
- 基本的な全ての掃除に対応できる、キャニスター型
- 床の拭き掃除に特化したスチームモップ
- 床以外の換気扇掃除や部屋の掃除に特化した、コンパクト型(ポータブル・ハンディー型ともいう)
- 2と3を両立したモップ型の変形 1台2役タイプ オールインワンや2WAY
と、簡単に分けると4種類に分けれると思います。詳しくは、スチームクリーナーの種類を参考にしてみてください。
部屋の掃除で、スチームクリーナーを選ぼうと思えば、1・3・4のいずれかを選ぶことになります。
そして床掃除でも使いたいのであれば
1か4になります。
じゃあ単純に、最近流行っている4でいいのかな?と思う方もいらっしゃると思います。
確かに4でもいいのですが、モップ本体から外したハンディ部分を
床やキッチンのワークテーブルなどに置いてそこから1.2m位の範囲でホースの先にアタッチメントをつけて使うタイプか
ハンディー部分をを肩にベルトでかけて移動して使えるタイプなどがあります。
1台2役タイプの場合、はずしたコンパクト部分がどのように使えるかを、よく調べて購入しないと、換気扇をやりたくても両手がふさがってやりにくいとか、ホースがもう少し長かったりとか、買って後悔することもあります。
どちらかと言うと、床でそんなに使わないのなら、スチームモップの機能は捨てて、ハンディーに特化したタイプを選択したほうが、アタッチメントの数が多かったり使い勝手も考えられているので、おすすめです。
ポータブル(コンパクト)タイプや2WAY ハイブリッド オールインワン
床と、油汚れを頻繁に掃除したいのであれば
アイリスオーヤマ 2WAYスチームクリーナー ホワイト STP-202Wなどがオススメです。
ただ本格的に、汚れを取りたい、大掃除で使うのですぐ水がなくなるのは困るというのであれば、キャニスター型がおすすめ。
やはりケルヒャーやスチームファーストになると思います。
床の掃除
では、今では、家の中の床の掃除といえば、フローリングが多いのではないかと思います。
昔は、じゅうたんの部屋が多かったのですが、ダニやハウスダストの危険性がクローズアップするにつれて、部屋全体にカーペットを敷くお宅は少なくなりました。
そんな中、シャークスチームモップが登場して、一躍家の床掃除をスチームでやってみようという方が増えて、スチームモップがブームになりました。
シャークスチームモップ
基本的に水を入れて30秒位でお湯になり、押すタイミングでスチームがでて、先端のマイクロファイバーで浮いた汚れを吸着して掃除していく仕組みです。
聞けば単純な構造ですが、すぐ掃除ができるのと、デザインも部屋においても不自然さがないということで、爆発的にヒットしました。
いまでは、床以外の部分の掃除ができるポータブルやオールインワンと言って、スチームモップの本体部分にポータブルが収まった、1台2役の商品も出ています。
スチームモップは、シャークがお勧めです。
床だけを掃除したのであれば、シャーク1本で十分です。
オールインONEの動画
スチームによるガラス周りの掃除方法
スチームクリーナーはガラスの掃除も可能です。
たいていキャニスター式であれば、最初からガラスワイパーが付いています。
スチームで汚れを浮かせて、ワイパー部分で水分を切り落とすと視界がクリアになります。
ガラスの表面は平面の布パットでも綺麗になりますが乾拭きが必要です。
軽い汚れだとわざわざスチームクリーナーを用意して行なうのも面倒ですが、ガラスとサッシ境の部分のゴムの汚れ(食い込んだカビは完全には取れないことがある)などもすっきりします。
こういう重なったところの汚れも浮かすことができます。
カギ周りもけっこう手が触ったり埃が溜まっていて見栄えが悪いことありますね。
カーテンレールの上は、けっこう死角になっていて、キッチンの換気扇の近くのカーテンレールの上など、見てみてください。
ギトギトになっていることが多いです。
サッシ部分は、以下の動画みたいに行っています。こびりついた汚れは、スチームですぐ浮くので拭き取りがしやすいです。
サッシをスティックノズルのマイクロファイバークロス(イボイボ)でやってるシーンが有りますが、細かい部分までイボイボが当たらないと思いますので、サッシ(レール部分)はタオルをアングルノズルなどブラシを付けない状態で巻きつけてスライドしていきます。軽い汚れの場合、ベランダや外側に吹き飛ばしていくのもいいかもしれません。
タオルがない素の状態でスチームを散布すると、動画のように、レールにゴミがあると周囲に飛散しますので、ノズル先端に布系のものを巻きつけゴミなどもタオルに移すか、事前に掃除機がかけれれば掃除機で吸っておくのも得策です。
残ったゴミは、タオルで拭き上げていきます。
網戸は、水洗いのように汚れが周囲に飛散しないので、床を汚したくない場合、ノズルを布パットに変更して、網戸表面をスライドします。
パットは、できればすぐ真っ黒になるので、替えを3,4枚用意しておきます。
仕上げに、熱で浮いた汚れを、マイクロファイバークロスなどを固く絞ったもので、清め拭きするとすっきりするでしょう。
スチームによる玄関収納の掃除方法
下駄箱は、家の入口にあって、玄関を入ってくると、足の靴の臭いが気になる事があります。
また汗をかいた靴を入れることによって、カビも生えやすく不潔になりがちです。
定期的にスチームで掃除すれば、臭いとカビを抑えることができます。
下駄箱が木の棚の場合、靴が擦った跡が付いて取れにくくなって気になることはありませんか?
そのようなゴムが擦った黒い跡などにもスチームクリーナーは有効です。
除菌も消臭もできるので、一石二鳥です。
下駄箱の除菌消臭方法
1 下駄箱の掃除は、まずすべての靴を外に出しましょう。
出した靴は、そとで日陰で乾かします。
洗える靴、例えばクロックスや布製のスニーカーなど、これを機会に洗ってしまうのも効果的です。
2 下駄箱の中を掃除機がけします。
3 棚が外れるものは全て外して、棚がプラスチック製であれば水洗いします。
取れない傷などはメラミンスポンジなどで擦って取ります。
4 掃除機がかけれないなら小さいホウキで下へ下へ掃き下ろしていきます。
5 上から布パットを付けたスチームクリーナーで拭いていきます。
棚以外の周囲も全て拭いていきます。
壁面にカビが大量についていることが多いです。
6 下まで拭き終えたら、しばらくそのまま扉を開けたまま、乾燥させます。
7 棚を戻し、干していた靴を戻します。
その時、もう履かない靴は戻さずに処分して、常に靴が一定の量でキープできるようにしておきましょう。
月に一度は、下駄箱のチェックを心がけましょう。
清掃後、バイオミックスなどを併用すれば、カビも生えず臭いも消え快適になります。
バイオの力で臭い対策できます。犬・猫の匂い消臭剤、風呂、靴、エアコンのカビ取り、カビ防止、タバコにニオイ対策にも使えます。
以上、部屋の掃除に焦点を当てて、説明してみました。
他にも車の中の掃除など、また撮影でき次第、お伝えしていきますね。
購入後の使いかたのヒント